儲かるフランチャイズはありますか?に関する注意するポイントはコレ!
2017/06/27

サラリーマンを辞めてフランチャイズで独立起業。
そして開業したら、自分で最初からやるよりも低リスクで、儲かる仕組みも手に入る。
それがフランチャイズの一番のメリット。
だから、私も経験したのですが、今考えると本当にそうだったのか疑問も残ります。
これからフランチャイザー(本部)を探して、儲かる仕事を選ぼうと考えているあなたに、注意するポイントなどを紹介します。
目次
1: どんな仕事が儲かるのか
2: 儲かるフランチャイズのポイント
3: 悲惨な運命をたどるフランチャイズ
4: 絶対に失敗する人の特長
5: まとめ
1: どんな仕事が儲かるのか
サラリーマンという「安定」を捨て、フランチャイズで独立起業するのですから、儲からないと意味がありません。
では、どんな仕事が儲かるのか、考えてみましょう。
仕事には、
- いつの時代でも普遍的に必要なこと
- 2~3年だけ盛り上がること
- 新しいビジネスなので先が見えないこと
- 法規制の改正で立場が逆転すること
- 起業と言いながら実は「100%下請け」なこと
があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
(1)いつの時代でも普遍的に必要なこと
これは「技術」や「資格」が必要な業種です。
- ハウスクリーニング
- 車の板金
- コンビニ
- 学習塾
- 不動産関係
でも、オーナーになり、従業員を雇えば自分に技術や資格は必要ありません。
その代わりに「給与」という費用が必要になります。
(2)2~3年だけ盛り上がること
- Googleマップの画像や映像撮影
- メロンパンが代表的ですが、流行の飲食
技術は本部の教育でなんとかなります。
資金もフランチャイズの中で低めです。
ということは、参入しやすいので競合が増えると言うことです。
(3)新しいビジネスなので先が見えないこと
- オークションや転売
フランチャイズというよりは、副業というイメージが強いですね。
(4)法規制の改正で立場が逆転すること
- 介護関係
- リラクゼーション関係
法律や規制によって、開業時のまま事業を継続することが出来なくなるリスクがあります。
(5)起業と言いながら実は「100%下請け」なこと
- 軽貨物の配達
- ハウスクリーニングで営業不要となっているところ
サラリーマンを辞めたのに、どこかの指示で動かないといけないということです。
そして、収入源も決まっているので、サラリーマンよりも厳しいですね。
メリットは「安くて簡単に始められる」というところですね。
このように見ていくと、気がつくと思うのですが、正直なところフランチャイズは
『儲かりません』
儲かるのは「本部」です。
これは間違いありません。
「本部」が儲からないのに、他人に儲かる方法を教えることはありません。
ですから「儲かるフランチャイズ」という定義を変えてみてください。
あなたが独立起業してフランチャイズを選び「儲かる」ようになりたいなら、
あなたが「現場で働く」のではなく、あなたは「多店舗オーナー」になることです。
2: 儲かるフランチャイズのポイント
では、あなたがフランチャイズで儲けるには、どんなところを注意しておくのかお話しましょう。
非常に簡単です。
『多店舗経営できるのか』
自分が現場に出ないと成り立たないフランチャイズなら、多店舗経営できません。
ということは、あなたは永久に働き続けることになります。
最初の1~3年は、自分が現場に出ることになるでしょう。
しかし、それ以降は多店舗経営することができるフランチャイズなのかは重要です。
3: 悲惨な運命をたどるフランチャイズ
反対に
- いつまでも自分が現場で仕事をする
- 参入しやすいので競合が一瞬で増える
- 集客方法の自由度が低い
このようなフランチャイズは、長い目で見ると苦しくなってきます。
本部のネームバリューで仕事はあっても、いつまでも自分が現場にいるのなら、多店舗経営なんて夢のまた夢になってしまいます。
フランチャイズと言えども「事業」ですから、1年や2年で下火になるものでは、経営が継続できません。
集客方法の自由度が低いと、あなたのお客さんを獲得することができないので、結局は本部からの下請けと同じになってしまいます。
「1度目の契約更新で辞める!」
そんな気持ちならOKですが、5年、10年継続するなら危険ですね。
4: 絶対に失敗する人の特長
フランチャイズの仕組みは良くても、絶対に失敗する人というのがいます。
こういう人には特長があります。
どんな特長なのかというと、、、
- 自分で決めない
- 経営と労働の区別がない
- 責任を取らない
- 数字に弱い
- 勝手にお客さんが集まってくると考えている
こういう人は、フランチャイズに限らず独立起業すると失敗しやすいですね。
サラリーマンとは違って、事務所へ行けば仕事が用意されている、ということはありません。
自分で仕事を作らないといけないのです。
ここは厳しいようですが、必ず覚えておいてほしい部分です。
5: まとめ
儲かるフランチャイズはあります。
ただ、永久に自分が現場で働いていては「儲かりません」。
多店舗経営を目標にし、自身はオーナーという立場にならないと「儲かった!」という実感は湧いてこないでしょう。
これは自分の経験から言えますが、自分が現場に出ていては、いくら売り上げても「儲かっている」という感覚がありません。
収入金額はサラリーマン時代よりも多いかもしれませんが、労働時間がハンパではないので、結局はお金を稼ぐために、他のことが何も自由になっていないのです。
こんなことにならないためにも、フランチャイズ選びは注意してください。
そして、
「儲かるフランチャイズ」を手に入れてください。
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