フランチャイズで独立して成功する、最大の急所はここだ!

サラリーマンの働き方も多様化してきました。
従来の終身雇用という働き方だけではなく、副業や独立、起業という働き方を比較的簡単に選べるようになったことは、大変良いことだと思います。
そして選択肢が増えた中でもサラリーマンが一番スムーズに、未経験からでも独立や起業でき成功確率の高い方法として有名なのが「フランチャイズ」。
今回は、フランチャイズで独立して成功するために知っておきたい「最大の急所」を紹介していきます。
目次
1: サラリーマン思考を見直そう
2: 仕事は自分で用意するもの
3: セールスは「善」である
4: お客様は全てが「神様」ではない
5: 資金繰りをしっかり把握する
6: 儲かるよりもやりたいかどうか
7: まとめ
1: サラリーマン思考を見直そう
成功できるかどうかを決めると言ってもいい、最大の急所のひとつが
「サラリーマン思考」
サラリーマン思考が良くないのではなく、上手に活用することが必要なんですね。
例えば、サラリーマンの場合、マネージメントは得意だったりします。
締め切りや納期を守るスケジューリングが得意な人も多いでしょう。
こういう部分は、そのままサラリーマン思考を「強み」として活用しましょう。
しかし、サラリーマン思考で手放しておきたいものもあります。例えば次のようなこと。
- 指示を待ってしまう
- 誰かに確認してからしか始められない
- 常に相談する人がいないと不安
- 最終決定するのが苦手
- お金を「稼ぐ」のではなく「貰う」イメージが強い
どうしてもサラリーマンは「組織」で動いています。
だから、組織でのバランスを一番に考えて行動したり、策を考えたりすることが多いのです。
しかし、フランチャイズで独立した場合、あなたは「勤め人」ではなく「経営者」に変化します。
ということは、あなたは常に自分の仕事を「決断」しないといけません。
最終決定をあなたがすることになります。
仕事をして決まった日にお金を「貰う」のではなく、お金を自分で「稼ぐ」という思考が必要になります。
自分のサラリーマン思考を整理して、活用できる部分と変化しておいた方が良い部分を明確にしておきましょう。
2: 仕事は自分で用意するもの
サラリーマンにも「ノルマ」があります。
「ノルマ」は達成したいものですが、万が一「ノルマ」を達成出来なかったとしても、少しは収入が減額されるかもしれませんが、毎月の給与が「ゼロ円」になることはありません。(あればブラック認定ですよね。)
しかし、これがフランチャイズで独立すると180度変化します。
あなたの「収入=仕事」です。
だから、仕事がゼロなら、収入もゼロです。非常にシンプルです。
そして「仕事」を誰かがあなたの前に持ってきてくれることは、ほとんどありません。
朝、事務所へ行くと、あなたの机に「仕事」が用意されていることはありません。
あなたは自分で「仕事」を獲得してくる必要が出てきます。
獲得する方法は様々ですが、どの方法を使っても「仕事」を用意するのは「自分自身」だということを覚えておいてください。
3: セールスは「善」である
どうも「セールス」は「良くない」ことのように思われています。
「セールスマンお断り」という定型句があるくらいですから、世の中でセールスとは、かなり「悪」のイメージがあるんでしょうね。
しかし、フランチャイズで独立するあなたが、そんな思い込みを持っていてはいけません。
セールスとは「必要な人の生活を便利にする」こういう思考を持ってください。
無理矢理に必要のないゴミのような商品やサービスを販売しているのなら、そのセールスは「悪」でしかありません。
嫌われ、相手にされず、1円も儲からなくても仕方ありません。
しかし、あなたが選んだフランチャイズが、そういう商品やサービスを展開しているでしょうか?
「そんなことはない」と思われるのなら、自信を持ってセールスしても良いと自分に深く刻み込んでください。
ここが出来ていないと、どれだけ良い仕組みのフランチャイズだったとしても成功への道のりが険しくなります。
4: お客様は全てが「神様」ではない
「お客様は神様です」
これは商売をしている人からよく聞く言葉です。
しかし、これは本当でしょうか?
ある側面では正解だと思います。
あなたの商品やサービスを認め、その代償として苦労して稼いだお金を払って貰っているのですから。
でも、気をつけておくことがあります。
それは、お客様の中には、あなたの商品やサービスを認める気が最初からなく、ただ安く値切れそうだからやってきている人もいます。
こういう人は、はっきり言って「神様」ではありません。
できれば近くに来てほしくない人たちです。
ですから、こういう人を引き寄せないように、あなたは明確なメッセージを発信しないといけません。
あなたが心から「神様」と思えるお客様だけを引き寄せるようなメッセージを発信しましょう。
引き寄せたいお客様のイメージが曖昧だと、手間ばかりかかり、お金を生まず、その人がお店に来ることで、もっと良いお客様が遠ざかっていくこともよくある話です。
お客様は神様ですが、あなたが常に下である必要はありません。
あなたはお客様の悩みや不安を解消する方法を提案できる「専門家」というポジションこそふさわしいのです。
5: 資金繰りをしっかり把握する
売上ばかりを追ってしまう人がいます。
しかし大切なのは、いつ入金されるのかということです。
常に現金商売なら問題ありません。
あなたが商品やサービスを販売すると、すぐにお金が入ってきますから。
でも、入金が後日の商売なら、数字上の売上額が100万円あったとしても、100万円の入金よりも先に70万円の支払いが起こったら、あなたは支払うことができません。
売上は大切です。でも、それだけではいけません。いつ入金され、いつどれだけ支払う必要があるのか。
売上、入金、支払、このサイクルをノートに書き出し、しっかりと資金繰りするようにしてください。
儲かっているのに倒産、という黒字倒産なんて困りますからね。
6: 儲かるよりもやりたいかどうか
サラリーマンからフランチャイズで独立するとき、
「儲かるかどうか」
は、非常に気になることだと思います。
これは間違っていませんし、儲からないフランチャイズを選ぶ必要は何もありません、
でも、ここで注意があります。
独立すると、ほぼ24時間、仕事に関わることを考え、行動することになります。それも365日やり続けることになるでしょう。
ということは、サラリーマンの頃の「仕事」とは意味が違ってきます。
独立してからの「仕事」は、「趣味」に近づくことになります。
「仕事=趣味」になってきますから、儲かることと同時に「やりたいことか」どうかも大事になります。
人は自分の好きなことなら、誰に何も言われずとも「やりつづける」ことができます。
でも、そうでない場合、1年も2年も3年も「やりつづける」ことが出来ないものです。
ですから、あなたがフランチャイズを選ぶとき
「儲かるかどうか」と同時に「やりたいことか」も慎重に検討してほしいと思います。
「やりたいこと」でない仕事を選んでやり続けられるなら、それは安定した収入を実現してくれる「サラリーマン」のままが良いかもしれません。
7: まとめ
今回はフランチャイズで独立して成功するために知っておいてほしい「急所」を紹介してきました。
フランチャイズで独立して成功している人に見られる特徴は
「自分の意志で仕事をしている」
こういう人だと言うことです。
だれかに「仕事を与えられてする」のではなく、「自分で仕事を見つけてする」のが好きな人とも言えるでしょう。
サラリーマンなら「仕事を与えられてする」のでも良いですね。収入が安定していますから。
しかし独立してからも「仕事を与えられてする」のなら、与えてくれるところがなくなると、あなたの収入はゼロになってしまいます。
この大きな違いを理解していただき、今回の話をしっかりと覚えておいていただければ幸いです。
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