パソコン教室のフランチャイズを選ぶ時にやりがちな間違いを避ける方法

      2017/08/22

パソコン教室のフランチャイズを選ぶ時にやりがちな間違いを避ける方法

ここ数年、学習塾とは別に、2020年の義務教育化を見込んでか

「プログラミング」や「IT資格の取得方法」などを教える

パソコン教室のフランチャイズが増えてきました。

資本金や大がかりな設備も要らないので、サラリーマンが選びやすいのでしょうけれど、ここに大きな落とし穴があります。

今回は、そんな「パソコン教室」の落とし穴についてお話します。

目次
1: なぜパソコン教室を選ぶのか
2: 単月で何名の生徒が必要なのか
3: 本当に儲かるの?
4: まとめ

 

1: なぜパソコン教室を選ぶのか

この理由は3つあると思います。

(1)資金が500万~600万円あれば“教室”が持てる
(2)時代に乗っている気がするので、開けば儲かるイメージがある
(3)誰でも簡単にできそうな雰囲気がする

資金に関して見てみると、フランチャイズとしてはそんなに安いイメージはしませんが、“教室”ということから考えると、妥当な印象になるのでしょう。

確かに“学習塾”より総額にすると安いですし、先端技術というかスキルを提供するという意味からも、低価格という判断になるのだと思います。

 

そして、二つ目は「時代の流れ」でしょう。
これから儲かるイメージがあります。

「誰もが必要となるプログラミング!」とか言われていますから。

でも、はっきり言って、パソコン教室に来る人は「プログラミング」のスキルを求めていませんよね。

もっと現場というか、今の仕事、これからの転職・就職に必要なスキルを求めてやってきてますから。

例えば、

  • MOT(マイクロソフトの資格)
  • ITパスポート
  • エクセルやワードが使えるように

こういう要望がほとんどでしょう。

だから、流行しそうなこととは、ちょっと路線が違うんですよね。

 

そして三つ目は、誰でもできそうな気がすることでしょう。

パソコン教室をやろうと考えるサラリーマンの方には

  • 元ITエンジニア
  • ちょっとパソコンに詳しい人
  • どこかのメーカーでインストラクターをやっていた人

この層が多いわけです。

ということは、

「技術」を売りにしている人たちなので、どうしても経営も「技術」があればうまくいくと考えがちです。

ここに落とし穴があります。

経営は「技術」が高くても関係ありません。
もっと具体的に言うと、経営の最初の段階に必要なのは「技術」ではなく、集客する力です。

「技術」は集客した後に役立つものです。

でも、「技術」でやっていけそうに思うので、選んでしまいます。

これが失敗する、パソコン教室のフランチャイズを選ぶ理由でしょう。

 

2: 単月で何名の生徒が必要なのか

では、実際にパソコン教室を始めたとして、どれくらいの生徒さんが必要でしょうか?

一般的な学習塾の場合、月謝もそこそこしますから、最低ラインの生徒数は「30名」くらいだと言われています。

一方のパソコン教室はというと、、、

月謝が学習塾ほど高くありません。
月額が定額制の「5,000円」というところもあります。

仮に生徒さん一人の月謝が「5,000円」だとすると、20名の生徒さんが居ても、月の収入は「100,000円」。

・・・、これでは生活できませんよね?

ということは、最低ライン50名は欲しいわけです。
そして、50名の中から1割でも高い月謝のコースへ移動してもらいたいもの。

 

いかがでしょうか?

もし、あなたがパソコン教室を始められるとするなら、地域商売になりますから、あなたのご近所から50名以上の生徒さんを生み出す仕組みが必要だということになります。

当然、この仕組みこそ、フランチャイズ本部が提供してくれるノウハウなのですが、、、。

ここをきちんと確認せずに、フランチャイズ本部を選ぶのが失敗する理由です。

 

3: 本当に儲かるの?

さて、本当に儲かるのか。

先ほどの例を使って考えてみましょう。

「月謝が一人5,000円 × 20名 = 100,000円」

これでは、ロイヤリティや家賃、光熱費と維持費だけで終了です。
全く余裕はありませんし、広告費に回す予算もありません。

ということは、広告を出せないのですから、集客速度は一気に減速します。

 

では、生徒さんが50名だったとしたら、どうでしょうか?

「月謝が一人5,000円 × 50名 = 250,000円」

やっと、ここでサラリーマンの給料に近い金額になりました。

でも、考えてみてくださいね。

一ヶ月に50名の生徒さんが教室にやってくるとすると、自分一人では対応できませんよね?

1日に一人のこともありますが、どうしても教室に来られる曜日や時間は決まってきます。

バラけて来てくれませんから、集中したときに、自分だけでサバけるのかどうか。

 

ここがポイントでしょう。
もし、サバけないのなら、スタッフを動員することになります。
通常、スタッフを入れると「給与」という固定費用が発生します。

 

どうでしょうか?
月額250,000円を「儲かる」と思うか、そうでないかはあなた次第です。

ここの考え方を間違うと、失敗へ直行します。

 

4: まとめ

パソコン教室は、これからますます「価格競争」に突入するでしょう。

大手さんもやってますから、資本力で攻めてきます。

その中で、自分のパソコン教室を維持するためには、自分自身をウリにするしかありません。

 

フランチャイズ本部は、マーケティングの仕組みや、より広いブランディングツールとして活用し、集客に関しては自分をウリにするのが得策かと思います。

その為には、いろいろな方法がありますよね?

  • ブログ
  • ホームページ
  • facebook
  • パブリシティ

などなど、、、。

 

そしてその次には、

如何にして、月額の安い生徒さんを、高額コースへ成長させ、リピートしてもらえるか。

この仕組みを構築することに、集中する必要があるのだと感じます。

 

もし、今、フランチャイズでパソコン教室を考えておられるなら、こういったところまで含めて検討してください。

そうしないと、、、消耗戦に参入させられるかもしれません。

 

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