知ってる?小売業フランチャイズの新規集客で伝えるべきポイント

店舗なら「ちょっと行ってみよう」
ネットなら「ちょっと見てみよう」
どちらも新規のお客様に「ちょっと~してみよう」と思ってもらえるかどうかが一歩目です。
そして、事業を行っている私たちは、この一歩を踏み出してもらうために頑張っています。
頑張りを言い換えると「どんな集客をするか」ということですね。
今日は、新規のお客様に「何を」「どんな方法で」伝えれば良いのかをお話しします。
目次
1: 事業で最も大事なのは「新規集客」
2: 最初の一歩はリスクを「減らす」のではなく「ゼロ」にする
3: 新規の方への伝え方は一つじゃない
4: あの人から買いたいと思ってもらう
5: まとめ
1: 事業で最も大事なのは「新規集客」
リピートのお客様は大切です。
でも、リピートだけでは先細りになってしまいませんか?
別に先細りにならなくて、これから何十年もリピートだけで安定して売上が上がるのなら、新規集客は必要ありません。
でも、ほとんどの事業では、ありえないことだと思います。
だから、リピートが安定している間に、新規集客を行う必要があります。
リピートが低くなってから新規集客を始めても、正直それは手遅れです。
何故かと言いますと、新規集客には「費用」が掛かります。
リピーター1人に使う費用の10倍、エステ業界なら20~30倍も掛かることがあります。
ということは、リピートで安定的な売上が続いている間に、その売上から発生した収益を活用して、新規集客へ費用を使う必要があるということです。
「リピーターが減ったら考えようか」
なんて呑気なことを言っていてはいけません。
それくらい新規集客は、リアル店舗でもネットでも大切なことだということを思い出してください。
2: 最初の一歩はリスクを「減らす」のではなく「ゼロ」にする
新規顧客を獲得するために
- 安売りをする
- 無料でプレゼントする
- 値引きセールをする
これらのことに「NG」な方がいらっしゃいます。
「お客様を集めるのに安売りとかプレゼントなんて・・・」
しかし、新規集客の場合、これらの方法は集客上の「戦略」です。
新規の方は、見ず知らずのお店に来て、いきなりお金を使うほど優しくありません。
アレコレ調べて、比較して、知識と情報を集めて、来店されているのです。
新規の方からすると、初めてのお店でお金を使うことは
「リスク」
以外の何ものでもありません。
だから、このリスクを「減らす」のではなく「ゼロ」にする方法を考えましょう。
「安売り客、無料プレゼントで集まった客は優良客にならない」
そんな意見もありますが、優良客になるかどうかは、その後の教育次第です。
まずは来店してもらわないと教育する機会もありませんから、リスクをゼロにして新規集客を行いたいものです。
3: 新規の方への伝え方は一つじゃない
あなたは新規集客に、どんな方法を使っていますか?
- チラシ
- SNS
- ブログ
他にも色々な方法があります。
でも、共通して注意することは
わかりやすい「お得感」をアピール
することです。
ごちゃごちゃして、複雑で、どこに何があるのかわからない。
どれがお得なのかわからない。
そんなチラシやホームページはやめましょう。
SNSやブログで発信するときにも、見た人が迷うような伝え方はNGです。
では、どうして、ごちゃごちゃしたことになるのかということです。
その理由は簡単。
1度に2つも3つもメッセージを混ぜて入れてしまうから。
確かに新規集客では、沢山伝えたいことがあるのはわかります。
でも、見ている新規候補の方は「ヒマ」ではありません。
パッと見て、「ワァ、得!」とわかるくらいシンプルでないと、残念ながら見てもらえません。
これが真実です。
ですから、例えばブログなら、1投稿1商品だけのメッセージ。
SNSでも、1投稿1商品だけのメッセージ。
1つの伝える媒体に1メッセージが基本だと覚えておいてください。
4: あの人から買いたいと思ってもらう
せっかく新規集客で来店や訪問された方を、そのままにしておくのは間違いです。
ぜひ、新規で集まった人とは、接触回数を増やしましょう。
リアル店舗なら
- DM
- ニュースレター
ネットなら
- メルマガ
- SNS
- ブログ
商品やサービスよりも、人を好きになってもらう発信を行うことが大事です。
この繰り返しが、リピーターとなりファンになっていただく方法ですが、残念ながらアドバイスを受けても8割の方がやりません。
ということは、あなたがやれば、効果が上がるということです。
5: まとめ
- お客様のリスクを下げた新規集客をしているか
- 接触頻度を上げて、面白い情報や役立つ情報を発信しているか
今はモノで溢れています。
安くて良いものが、あちこちにあります。
価格で競争しようとしても、フランチャイズ加盟店では価格の制限もありますし、体力(キャッシュ)が持ちません。
ですから、私たちがするべきことは、「モノ」ではなく「コト」を売ることです。
商品やサービスを売っている「モノ」ではなく、「人」との繋がりを太くするための情報発信が必要となってきます。
これが新規のお客様へ伝える、最も大切なコトですね。