フランチャイズの独立を妻に反対されない伝え方(妻のホンネ)

サラリーマンを辞めて独立しようとしたとき
奥さんに反対された!
という話をよく聞きます。
意を決して奥さんに話しても
「会社辞めてどうするの(怒)」
と真っ向から反対されたり、
言い出せないまま内緒で準備を進めていたら、そのうちバレて奥さんともめた、とか。
結局独立することをあきらめて、サラリーマンを続ける人も多いみたいですね。
人生は一度きり。
せっかく決心した人生の方向転換。
ムダにしたらモッタイない。
- もし奥さんが独立に賛成してくれたら
- あなたのそばで支えてくれたら
- 事業を手伝ってくれたら
こんなに心強いものはありません。
そばで支えてくれる人の存在というのは、とても大きいものです。
そこでバックオフィスより、妻のみずきが人生のパートナーである奥さまに協力してもらうために何が必要か、妻の立場からお話しようと思います。
目次
1: もめる原因
2: どうしたら妻に賛成してもらえるか
3: あなたは妻に話す?それとも内緒にしておく?
4: まとめ
1: もめる原因
奥さんともめる原因はズバリ!収入面の不安です。
男性は夢(ロマン)を追い求め、女性は現実を見る、とよく言われます。
「昔からやりたかった仕事なんだ」
「この仕事、絶対オレに向いてると思うんだ」
「今は多少しんどいかもしれないけれど、自分を信じてやり続ければきっと大丈夫さ」
これでYESという奥さんはきっと少ないでしょう。
毎月の生活費、これまで会社で天引きされていた健康保険や税金、子どもの養育費、さらに家や車のローン。
1ヶ月にどれくらい必要なのか把握しないで、独立することばかりに気を取られていては奥さんが反対するのも仕方ありません。
厳しいようですが、夢を語るだけではご飯は食べられないのです。
また独立することであなたが多忙になり、子どもの世話や遊びに連れて行ってもらえなくなる(頻度が減る)ことを奥さんはあまり良く思わないでしょう。
2: どうしたら妻に賛成してもらえるか
これは意見が分かれるところですね。
私の場合、毎月生活できるだけの収入が見込めるのかどうか、この部分を明確にしてくれたことが大きかったですね。
もちろん独立してすぐにサラリーマンのときと同じだけの収入は見込めません。
収入は減り、健康保険や年金、住民税などの負担はグッと家計にかかってきます。
これまで趣味でやっていたことを、しばらくガマンしなければいけません。
だけど夢や理想の話だけではなく、夫はさまざまなリスクも視野に入れて考えていました。
古臭いですが「独立して食べていくということに、腹をくくっていた」のです。
生半可な気持ちで独立を考えたわけではないので、私も夫に協力しようと思ったのです。
くれぐれも「困ったら両親が援助してくれるはず」なんて考えないほうがいいと思います。
妻に賛成してもらうためのポイントは、
- どれだけ真剣に自分で事業を起すということを捉えているのか
- 目標やリスクを明確にし、そこから行動を起こし、自分の信念を貫く
- 仕事も大切だけど奥さんや子どもと関わる時間をちゃんと持つ
3: あなたは妻に話す?それとも内緒にしておく?
「独立話は奥さんにしないほうがいい」
「ビジネスパートナーがいるから奥さんの協力は必要ない」
女性は現実的だから絶対反対される、だからギリギリまで黙っておくべきという方もいらっしゃいます。
そして開業直前の後戻りできない状態で話せば奥さんも反対できないはず、と。
それってちょっとズルイと思います。
夫の仕事について妻がアレコレ口出しするのはどうかと思いますが、独立する直前まで仕事を辞めるそぶりさえ見せない。
これって奥さんを騙していることになりませんか。
妻の立場から言わせてもらうと、ギリギリまで黙って1人で独立の準備を進めるのはあまりにも寂しすぎます。
一生を共に過ごす人生のパートナー。
妻はいろんな面で夫の支えになりたいものです。
(人によっては拒む方もいらっしゃるかもしれません)
4: まとめ
奥さんに話そうかどうしようかと考えているあなた。
いくら仕事はあなた1人でこなすといっても、仕事は実作業だけではありません。
毎日の経理業務や年度末の確定申告、保険や年金などの手続き、その他もろもろの事務作業。
さらに経営者の仕事として重要な「収益を上げる」ための経営戦略も考えていかなければいけません。
これだけのことを1人でこなしていくためには、やはり奥さんの協力は必須です。
奥さんが夫の事業を手伝っている場合、事業も安定し夫婦の関係性も良いというお話を聞きます。
同じ目的を持ち、共に築き上げているという意識が心の余裕を生み出す。
それが良い方向に向かわせているのでは、と思います。
まだ奥さんへ独立の話をしていないあなた。
「君の力が必要なんだ!」と心を込めて打ち明けてみましょう。
あなたの前向きで、
ゼッタイ成功してみせる!
という意気込みがきっと奥さんに伝わるはずです。
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