クリスマスだから手書きPOPのイラストで思わず開けたくなる封筒を

無地の封筒に宛名シールが無造作に貼られたDM。
うちにはちょくちょくこんなDMが届きます。
「どーせ、なんかの勧誘だろう、、、ポイ」
手に取ったほとんどの封筒は封も開けられずにゴミ箱へ直行します。
封筒の中にとても興味を惹かれることが書かれていても、入れ物=封筒がイマイチというだけで、封も開けてもらえずゴミ箱行きなんて。
すごくモッタイナイと思いませんか。
お客様へ出したお手紙、ちゃんと開けて中をじっくり見てほしいですよね。
そこでバックオフィスから今回お届けするのは、思わず開けたくなる封筒の作り方です。
お客様がこれをポストから出した瞬間、きっと一番最初に開けたくなるはずです。
目次
1: 普通の封筒と何が違うの?
2: 絵封筒の作り方
3: 絵封筒のルール
4: お客様のことを考えながら作る
5: まとめ
1: 普通の封筒と何が違うの?
私がおすすめするのは封筒に絵を描く「絵封筒」です。
なんだか文字そのままの説明ですね(笑)
でもこの絵封筒、インパクト大なんですよ。
実際にお客様に送ったらとっても喜んでもらえて。
その方とお会いしたとき「捨てるのがもったいなくて全部置いてるの」と言われたんです。
それを聞いて作ってよかった!と思いました。
2: 絵封筒の作り方
■用意するもの
- 封筒
- 切手(記念切手がおすすめ)
- 色鉛筆や色ペン
■作り方
(1)どんな絵封筒にするか構図を考える。
私はまず切手選びから始めます。
切手を買ってその切手に合うイラストを考えるんです。
たとえば
- 星座の切手だったら、背景は夜とか
- フクロウだったら木を描くとか
- 貝殻だったら海水浴の砂浜を描くとか
時期に合ったイラストを盛り込むとさらにいいですね。
最近は動物や植物などいろんなシリーズの切手が毎月発売されています。
切手を選ぶのも楽しいですよ。
(2)構図が決まったら封筒作り開始
切手の大きさを測って封筒に切手を貼る位置の目安になるようにエンピツ枠を書きます。
それに合わせてイラストを描けば、切手とイラストがバラバラにならずに1つのイラストとしてまとまります。
イラストが描きあがったら切手のエンピツ枠は消しましょう。
色鉛筆や色ペンでイラストに色を塗るとさらに完成度が上がります。
(3)最後は切手を貼る
イラストのバランスを考えながら切手を貼ります。
切手を先に貼ってからイラストを描いてもいいの?
それでもかまいませんが、もし描くのを失敗したら封筒から切手を剥がすのは一苦労です。
なので私は封筒のイラストを完成させてから最後に切手を貼ってます。
3: 絵封筒のルール
- 切手を貼る位置は表面ならどこでもOK(裏面には貼らないこと)
- 郵便番号と住所と宛先は郵便局の方が困らないように1か所にまとめて書きましょう。
- イラストに塗った色鉛筆や色ペンはちゃんと乾かしてから投函しましょう。
クレヨンなど色移りするものはNG。ほかの郵便物を汚してしまいますから。
4: お客様のことを考えながら作る
私がよく利用するお店は家から電車に乗って約1時間半かかります。
しかもほかのお店よりも少し割高。
でもお店の人と商品がとっても気に入ってるから、遠くても高くても買いに行くんですよね。
そしてそのお店からは必ずお礼のお手紙をいただきます。
ひと文字ひと文字手書きで書かれたお手紙。
手書きのお手紙ってもらうと嬉しいですよね。
だから絵封筒なんです。
パソコンで一気に印刷した味気ないものじゃなく、お客様のことを考えながら作られたもの。
だから説得力が違うんです。
5: まとめ
思わず開けたくなるだけじゃなく、見た瞬間顔がほころんで、捨てられなくなる特別な封筒。
それは流れ作業じゃなく、ひとりひとりへ思いを込めて作るから「ただのDM」ではなくなるんです。
「どんな顔されるかな。。。」
届いた瞬間のお客様の顔をあれこれ考えていると、こっちまで顔がほころぶ。
そんな真摯な姿勢はお客様にもきちんと伝わります。
パソコンでササッと入力して印刷するのは早くてラクだけど、なんとなくそっけない感じ。
それに比べて手作りは手間も時間もかかるけど、ていねいであったかい。
大切なお客様へお届けするお手紙。
ただのDMと思われないように、まずは入れ物=封筒作りからテコ入れしていきましょう。
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