本部の言いなりだけじゃフランチャイズの独立は成功しない。

      2017/12/12

本部の言いなりだけじゃフランチャイズの独立は成功しない。

サラリーマン、派遣社員、契約社員。
すべてを経験した私ですが、勤め人なら誰でも一度は

「独立して開業したい!」
「自分がすべてをコントロールして仕事がしたい!」
「もっと自分の出来ることで稼ぎたい!」

と思ったことがあるでしょう。

 

しかし、独立のノウハウも資金調達のノウハウもない。
まして、自分のやりたいことが「未経験」だったとしたら、、、

はっきり言って、そのまま独立するのは無謀ですよね?

そこで、未経験でも独立までのノウハウや資金調達のお手伝いをしてくれるのが

「フランチャイズ」

なのです。が、フランチャイズと言えども、フランチャイズ本部の言いなりだけでは、勤め人と変わりません。

そして、残念ながら「言われないと動けない」人は、フランチャイズで成功できません。

 

そこで今回は、フランチャイズで独立して成功するために必要なポイントを、過去の経験とFC経営者さんへアドバイスさせていただいた内容から紹介していきます。

 

目次
1: 本部との契約をきちんと知る
2: すぐ出来るは誰でも出来ることを知る
3: 誇大広告と法律
4: マーケティングを知る
5: 伝えることがあなたの仕事
6: つき合わない人を決める
7: 売上よりも資金繰り
8: まとめ

 

1: 本部との契約をきちんと知る

何をおいても、フランチャイズで成功するためには、本部との契約内容をきちんと正確に理解することが必要です。

どうしても契約するとき、あなたの気分は高揚していますし、本部を信じ切っていますから(あたりまえですが)、契約内容を「サラッ」としか読まないということもありえます。

でも、これは非常に危険なこと。

 

契約書に書いてあることは、すべてが「正義」です。
反対に書いてないことは、どう言っても「保証」されません。

 

だから、あなたは本部が提示する内容を、本当に受け入れられるのか、受け入れることであなたの人生が理想の状態に近づけるのかを判断する必要があります。

 

ここを曖昧に「OK、大丈夫だろう」で終わらせると、、、

  • ある日、向かいに同じフランチャイズの店舗が登場した
  • 売上が思ったように上がらないとき効果的な支援がない
  • 独立したはずなのに勤め人のときと同じように働き続けている

こんな、あなたの理想とはかけ離れた現実が目の前に現れることになるでしょう。

 

フランチャイズは本部との契約がありますから、完全に自由な経営ができるわけではありません。しかし、その部分を差し引いたとき、あなたが納得した働き方、稼ぎ方、理想の生活を送れるのかどうか。

本部との契約をきちんと知ることで、フランチャイズで独立して後悔する確率が低くなります。

 

2: すぐ出来るは誰でも出来ることを知る

今のあなたのお仕事を、きちんと出来るようになるためには、何年かかりましたか?

もし、今のあなたの仕事が、1日や2日の講習で身につき出来るのなら、あなたの仕事にどんな価値があるでしょうか?

フランチャイズには「すぐ、簡単に」できることを「ウリ」にしているところがあります。

 

別にこれが良くないのではなく、すぐ出来ることは、誰でもできるということを知っておいてほしいのです。

そして、誰でもできるということは、同じ業界に参入してくる人が多いとも言えます。

 

ということは、そういう業種を選ぶとライバル(競合)が、あっというまに増えてくる。そして、価格競争に巻き込まれ、同じように働いていても稼ぎがどんどんと減ってくるのが流れです。

 

ここで、「すぐ、簡単、誰でも」できることを選ぶのなら、量や数で勝負することを知っておいてほしいのです。

最初の1年は、あなただけかもしれません。しかし、2年目、3年目には自分がオーナーになり、あなたの下で人を動かすことをイメージしておいてほしいのです。

こういう未来の計画がないまま、がむしゃらに自分だけが働き続けるモデルしかイメージしていないのなら、3年目くらいに限界がやってきて廃業というのがパターンです。

 

3: 誇大広告と法律

フランチャイズ本部が、あなたに見せる実績は、必ずしもあなたが同じ実績になれる訳ではないことを理解しておきましょう。

あなたの目の前に出てきている実績は、フランチャイズに加盟されている中の「誰か一人」の実績かもしれません。

 

だから、あなたがその実績を信じてフランチャイズを購入し独立して、その実績に到達できなかったとしても、本部は責任をとってはくれません。

実績が全くない数字を広告しているのなら、そのフランチャイズ本部は「誇大広告」を出していることになりますから、法律的にはNGです。

 

しかし、、、一人でも実績があるのなら、その広告はグレーゾーン。

モデル実績と現実との差が起こるのは、フランチャイズの規模に関係なく、常につきまとう問題です。

だからこそ、フランチャイズで独立するなら、本部を上手に利用するために、あなたが経営ノウハウを身につけることが優先されるのです。

そこで、経営に必要なのは何かというと、次にお話する「マーケティング」なんです。

 

4: マーケティングを知る

勤め人の場合、マーケティングを意識して仕事をしている人は、広報とか商品戦略、販売促進をメインにやっている人くらいでしょう。

だから、多くの勤め人が独立すると、1~3年以内に立ちゆかなくなり廃業することになるのです。

 

これは本部から支援のあるフランチャイズでも同じでして、いくらフランチャイズ本部のマーケティングが良くても、あなたの地域で同じように通用するとは限りません。

マクドナルドくらいのブランドがあれば別ですが、そうでない限りは地域によって苦戦することが多いです。
身近なところとしてコンビニを見てもらえばわかりますが、本部のブランドや知名度は高くても、個々の店舗は売上を安定させることに必死です。

 

そこで、フランチャイズをはじめるにあたって、というよりは、独立するにあたり、あなたは「マーケティング」を学ぶ必要があります。

 

では、マーケティングとは何かというと・・・

「勝手に売上が上がる仕組み」
「お客様を自動的に集めてリピートさせる戦略」
「売上を安定させる仕掛け」

このような言い方ができると思います。

 

あなたは独立すると「経営者」です。
あなた以外に、あなたのお店の経営を真剣に考えてくれる人はいません。

だから、毎日の仕事をただこなすだけで満足するのではなく、経営者であるあなたが最優先でやらないといけない仕事である

「マーケティング」

を知り、独立を考えたときから学習し始めてもらいたいのです。

 

私の経験、アドバイスさせていただいた方、どちらからも「経営者の仕事はマーケティング」だという話が出てきます。

多くの情報を頭に取り入れる必要はありません。

ジェイ・エイブラハムの「ハイパワー・マーケティング」

この1冊を手に入れ、頭へインストールするだけで、あなたは他の勤め人から独立した人とは違った「経営者」として自信を持ち、成功の一歩を踏み出すことができるでしょう。

 

5: 伝えることがあなたの仕事

ジャパネットの高田社長(今は引退されていますが)は、自分たちは伝えることが仕事だとおっしゃっています。

この考えは、私たちにも必要なことだと思いませんか?

 

お客様へ伝えられたときは、買っていただけるのです。
しかし、こちらがどれだけ情熱的に語ったとしても、伝わらなければ買っていただけることはありません。

 

だから、フランチャイズで独立する人には、

「伝えることが仕事だ」

という、高田社長の言葉が大切ですし、事実として生きてくるのだと感じています。

あなたが始めたフランチャイズ。推し商品をお客様へどう伝えるのか。

  • 良い商品ですよ~
  • おいしいですよ~
  • わくわくしますよ~

こういう言葉では伝わりません。たぶんあなたも買わないと思います。

そこで、私がオススメする「伝える力」を向上させるスキルとして

「セールスコピー」

があります。

 

このスキルの情報はネットで溢れています。しかし、ネットを信じるなとは言いませんが、わかりやすく整理されていない、断片の情報が多いのが現実。

そこで、オススメなのが

ロバート・コリアーの「伝説のコピーライティング実践バイブル」

この1冊を手に入れるだけで、基本部分を完全におさえることができます。

書籍としては高額だと思われるかもしれませんが、これは消費ではなく、あなたの収入を生み出すための投資です。

マーケティングと同じく、独立を考えたら手にとってもらいたい書籍であり、身につけてもらいたいスキルです。

 

6: つき合わない人を決める

独立すると、人脈が広い方が有利だと聞くことがあります。

ここで注意することは、人脈とはどういうものを言うのか、ということです。

 

あなたにとって良い影響を与えてくれる繋がりは「人脈」と呼ぶにふさわしいでしょう。

しかし、いつも無理ばかり言ってきて、あなたに良くない影響ばかり与える人との繋がりを「人脈」と呼べるでしょうか?

 

人は、自分のまわりにいる人の影響を常に受けて続けています。
ため息ばかりつく人のまわりには、同じような人が集まります。
「無理」「出来ない」「難しい」が口癖の人のまわりには、同じ口癖の人が集まります。

 

例えば、あなたは、こういう良くない口癖の人とつき合っていて、お金が稼げると感じるでしょうか?
あなたの理想の生活が近づいてくるとイメージできるでしょうか?

 

独立すると人間関係はガラッと変化します。だから寂しくなり、あなたに近づいてきた人と無条件につき合おうとするかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。

 

その人は、あなたに良い影響を与えてくれる人でしょうか。
そうであるなら、信頼しておつきあいすることが最善です。

しかし、そうでないのなら、寂しいとか孤独とかという理由だけで、がまんしてつき合うのは、あなたのためにならないと経験から思います。

つき合う人を選ぶことも大切ですが、つき合わない人の基準を決め、選ぶことが何よりも大切だと言えます。

 

勇気のいることですが、あなたの人生がかかっていることですから、自分のルールで基準を決め、つき合わない人を決めましょう。

 

7: 売上よりも資金繰り

独立して一番気になることはというと、、、お金です。

だから「売上」というものに執着してしまい、売上を上げるテクニックを手に入れ使いたくなります。

でも、ここで注意してください。

 

仕事とは、ただ「売上」を上げるだけでは成立しません。
これは勤め人のときには意識しづらいことですが、独立するとそうは言っていられません。

 

独立すると「売上」が起こった後に、必ず「入金」してもらわないと意味がないのです。
当たり前のことですが、サラリーマンしか経験のない人がよく間違う考え方です。

 

そこで独立したときには「売上」も大切ですが、売上した分(売掛金)をいつ回収できるのかを知り、計画しておくことが必要なんです。

 

ここを間違うと売上は数百万円あっても、支払いまでに回収できていないと、仕入先や本部へお金が支払いできませんから、赤字経営している会社と同じく資金難になります。

これでは毎月毎月、ギリギリの資金を回すことになり、心が安まることはありません。

 

心が安まらないと、正しい判断や正しい投資ができませんから、より経営が困難を極めます。

だから、売上は大切ですが、きちんと回収して支払いのできる資金繰りのサイクルを考えてもらいたいと思います。

 

「赤字倒産」も困りますが「黒字倒産」は、悔やんでも悔やみきれません。

経営者として、資金繰りのセンスと知識を身につけておいて損はありません。

 

8: まとめ

フランチャイズで成功したい。

誰もがそんな夢と理想を掲げて始めます。
しかし、本当に理想の人生に近づき、実現できている人は一握りでしょう。

そこで、今回お話しました「成功のポイント」を覚えておいてもらい、勤め人時代から意識して練習してもらいたい。

 

もっと現実的に考えると、経験値としてネットを使ったビジネスで100円でも1000円でもいいので、自分で稼いでみてほしい。

せどりでもなんでも構いません。ずっと続ける訳ではありませんから。

あなたが会社という組織のない状態で、お金を稼ぐという経験をしてもらいたいのです。

 

その結果、自分自身でお金を稼ぐことに楽しさを見つけたのなら、フランチャイズで独立するのも方法でしょう。

悩んで考えていても答えのないことに頭と時間を使うのなら、一度やってみて経験してみてください。
その結果、自分に向いていることが理解でき、フランチャイズを選んで独立するのなら、あなたの成功は比較的近いところにあると思います。

 

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