小売業フランチャイズの集客方法。伝え方の基本6つのポイント

フランチャイズ加盟店で業績を上げるために必要なこと。
それは、集客です。
どんな理由をつけても、もっとも大切なことは集客です。
集客なくして、業績アップはありません。
そして、現在は集客するために便利な方法があります。
- テレビ
- ラジオ
- 雑誌
- 新聞折り込みのチラシ
- 電車の吊り広告
そして、
インターネット。
実はどれも「伝え方」の基本は同じなんです。
そこで、今回は「伝え方の基本」のお話しです。
目次
1: 確実に伝える
2: 目立たせよう
3: 5歳の子供が理解できるように
4: 専門用語は排除の方向で
5: 集客で避けたいこと
6: ホントに伝わってる?
7: まとめ
1: 確実に伝える
すごく良い商品。
すごく良いサービス。
思い出してほしいのです。
あなたは、1回だけ紹介された商品やサービスを覚えていて購入したことがありますか?
また、1回紹介されただけで、その商品やサービスの良さが伝わってきたことがありますか?
もちろん、1回だけでOKという方もいらっしゃいます。
しかし、多くの人は1度では伝わっていません。
ということは、一度伝える機会の中で、最低でも3回は伝えておきたいところです。
話の最初、中盤、最後。
まんべんなく繰り返すことで、お客様の頭の中にインストールされます。
2: 目立たせよう
もっとも伝えたいことを、はっきりと目立たせましょう。
例えば、
- 無料なのか
- 期間限定なのか
- 数量限定なのか
- 大幅値引きなのか
- ○○産なのか
そして、インターネットなら、
- 太文字にする
- 黄色でマーカーする
- 下線を引く
など、目を引くようにしておきましょう。
3: 5歳の子供が理解できるように
私たちは賢くなりすぎています。
対して、お客様は、あなたの商品やサービスの専門家ではありません。
ですから、シンプルな言葉で伝えるように意識する必要があります。
難しい言葉を使いたくなるのは、自分の優越感を満たすもの。
お客様は「わかりやすい」ことを求めています。
お客様は、あなたの「優越感」を満たす相手ではありません。
4: 専門用語は排除の方向で
難しい言葉と並んで伝わりにくいのが、専門用語です。
同じ業界であれば伝わりますが、お客様には伝わりにくいものです。
プロとして「わかりやすい言葉」に変換して伝える意識が必要です。
お客様からすると専門用語や難しい言葉は
「知識がない」
と低く見られたように感じますから、百害あって一理なしです。
あなたも同じではありませんか?
例えば、ここで私があなたに専門用語を沢山使っていたら、ここまで読んでいないかもしれません。
「コイツ、自分はわかってると思って、上から目線やな」という気分になったかもしれません。
これと同じことですね。
5: 集客で避けたいこと
あなたは、商品やサービスの説明ばかりしていませんか?
ここで考えてほしいのです。
お客様がほしいことは、何なんだろうと。
商品やサービスの機能や性能や効果ではありません。
お客様がほしいのは、自分の悩みや問題を解決できるのかどうかです。
であるなら、あなたがすることは決まってきますよね?
お客様から悩みや問題を聞き出すこと。
そして、その前に、お客様から共感を得ることです。
「あっ、そうそう、そうなんですよ!」
こんな言葉が返ってくるのがベストです。
6: ホントに伝わってる?
「便利なことはわかった。でも、使い方がイマイチ・・・」
コレ、以外と多いんです。
そして、2度目ですが、もう一度言います。
私たちは賢くなりすぎています。
賢くなりすぎているから、私たちは便利なことをどうやって使えば良いのかを理解しています。
イメージも出来ています。
しかし、お客様は、そうではありません。
機能や性能や効果を説明するのではなく、
- どのように使うのか
- どのような状況で使えるのか
- どんな結果が得られるのか
- 結果から生活がどう変化するのか
お客様が「自分で使っている」ところを想像できるお手伝いをする必要があります。
7: まとめ
このように、伝えるための基本は、どの媒体でも同じです。
どんな媒体を使ったとしても、もっとも大切なことは確実に伝えるために「わかりやすく」を意識すること。
様々な経営セミナーやコンサルなどでも言われていますが、現実には出来ていないのが「お客様目線でわかりやすく」伝えることなのです。
「お客様目線」になる意識を持つだけで、伝わることの強さが変わります。
ネットで検索すると「心理術」「魔法の~」なんていうテクニックが沢山出てきますが、テクニックを覚える前に基本をしっかりと抑えておくことを忘れないでくださいね。